こんにちは、コスメディカルクリニック ミライです。本日はしわ治療において多くの患者様からご相談いただく「ヒアルロン酸注射」と「FGF注入」について、その違いと効果の持続期間を中心に詳しく解説いたします。美容医療の中でもしわ改善は非常に人気のある施術ですが、施術法によって特徴や効果の現れ方は大きく異なります。自分の肌状態やライフスタイルに合った治療選びの参考にしていただければ幸いです。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射は、しわやたるみを改善する代表的な注入療法のひとつです。ヒアルロン酸はもともと人体に存在する保湿成分で、主に真皮層に存在し、肌の弾力や潤いを保つ役割を担っています。加齢や紫外線などの影響で自己のヒアルロン酸が減少すると、皮膚のボリュームが減りしわやたるみの原因となります。そのため、加齢に伴う深いしわ部位や顔のボリュームロスを直接的に補う目的で、皮下にヒアルロン酸を注入して凹みを持ち上げる治療です。
ヒアルロン酸注射の特徴
・即効性があり、注射直後からしわが目立たなくなります。
・注入量や箇所によって効果の仕上がりを調節しやすい。
・ダウンタイムはほとんどなく、内出血や軽いむくみが起きることがありますが短期間で改善します。
ヒアルロン酸は保水力に優れており、注入部位に弾力やハリをもたらすことで、小じわやほうれい線、口周りのマリオネットしわなどに効果的です。種類によって硬さや粒子の大きさが異なり、たとえば鼻下の細かいしわには柔らかいタイプ、深いしわにはしっかりしたタイプを使い分けます。
効果持続期間
ヒアルロン酸注射の効果は個人差はありますが、一般的に約半年間持続します。時間の経過とともに体内で徐々に分解されるため、定期的なメンテナンス注入が望まれます。当院でも約6か月ごとの施術を推奨しています。
FGF注入とは
FGF注入は「線維芽細胞増殖因子(Fibroblast Growth Factor)」を用いた注入療法で、近年注目されているしわ治療の一つです。FGFは肌の再生を促す成長因子の一種で、皮膚中の線維芽細胞を活性化してコラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌密度を高める効果があります。その結果、しわの溝が浅くなり、肌のハリや弾力が改善される仕組みです。
FGF注入の特徴
・自身の皮膚細胞の活性化を誘導し、根本的な肌再生を目指す治療です。
・施術後は時間をかけてゆっくりと肌の質が改善されます。
・即効性はヒアルロン酸ほどではないものの、持続的で長期間にわたる効果が期待できます。
・注入部位の肌の密度や弾力を高め、しわ予防にも効果的です。
FGFは主に法令線、マリオネットライン、目の下のしわなどの治療に適しており、肌の老化を遅らせる役割も果たします。副次的には小じわやたるみ改善、肌のトーンアップも期待できます。
効果持続期間
FGF注入の効果は約5~6年と非常に長期間持続します。コラーゲン生成を促し、肌の根本的な再生を助けるため、繰り返しの注入が必須のヒアルロン酸と異なり、長期的なしわ改善を望む方に向いています。ただし、効果の現れ方が緩やかで、すぐに見た目が変わるわけではなく、数か月から半年単位で徐々に変化が実感されるケースが多いです。
ヒアルロン酸注射とFGF注入の比較

しわ治療を検討する際、ヒアルロン酸注射とFGF注入は根本的な作用機序と効果の期間で大きく異なります。
1. 効果の即効性
ヒアルロン酸は注入直後からボリュームアップとしわの改善を感じられるのに対し、FGF注入は肌の細胞活性化が主体のため即効性はありません。効果が実感できるまで数週間~数か月かかります。
2. 持続期間
ヒアルロン酸は効果持続期間が約半年と短いため、しわの状態に応じて定期的な注入が必要です。一方、FGF注入は肌の再生を促すため、約5~6年の長期間にわたる持続効果が期待されます。
3. 施術内容・頻度
ヒアルロン酸注射は比較的気軽に繰り返せる施術で、ダウンタイムも少なく即日メイクも可能です。FGF注入は深層の細胞活性を目指すため、施術当日はメイクを控えていただき、ダウンタイムも考慮して数日間のケアが推奨されます。初回は数回の注入が必要な場合もあります。
4. 適応部位・症状
ヒアルロン酸は溝の深いしわや、ボリューム減少が著しい部位に効果的です。FGF注入はしわだけでなく、肌のハリや質感まで総合的に改善したい方、エイジングケア目的の方に向いています。
5. 費用面
ヒアルロン酸は比較的手軽な費用で施術可能ですが、長期的には繰り返しの施術が必要になるためトータルコストは考慮が必要です。FGF注入は初期費用が高めですが、持続期間が長い分、年間コストは抑えられる可能性があります。
当院におけるしわ治療のご提案
当クリニックでは患者様の肌状態や希望を丁寧にカウンセリングし、最適な施術をご提案しております。ヒアルロン酸注射もFGF注入も、私たちの経験から自信をもっておすすめできる治療です。
適切な治療選択のために
・早くしわを目立たなくしたい方や、しわの深さが明らかな方にはヒアルロン酸注射が適しています。施術も短時間で痛みも少なく、多忙な方にもご好評です。
・じっくり肌の内側からしわを改善したい方、根本的な肌質の向上を目指す方にはFGF注入が理想的です。効果の持続期間が長いため、長期的なエイジングケアとしておすすめします。
状況に応じて、両者の併用も可能です。例えば、ヒアルロン酸でボリュームを即座に改善し、その後FGF注入で肌再生を図るという組み合わせも当クリニックでは対応しております。患者様お一人お一人に合ったカスタマイズ治療を心掛けております。
まとめ
ヒアルロン酸注射とFGF注入は共にしわ治療として効果的な施術ですが、その作用機序、効果の現れ方、持続期間において大きく異なります。ヒアルロン酸は即効性があり比較的手軽に施術可能ですが持続期間は半年ほどです。一方FGF注入は肌の細胞修復を促し長期間(5~6年)効果が持続しますが、効果の発現には時間を要します。患者様の求める効果やご都合、ご予算に応じて適切に選択、あるいは組み合わせることが理想です。
しわ治療のご相談はぜひ当院にお任せください。完全個室のプライベート空間で、他の患者様に会うことなく安心してカウンセリングから施術まで受けていただけます。皆様のお悩みを真摯に受け止め、最適な美容医療の提供に努めてまいります。
コスメディカルクリニック ミライ 院長
